京都アニメーションの放火でお亡くなりになった、十名の方のお名前が公表されました。
まだ公表されない方もいらっしゃいますが、これについて、遺族の方の同意がまだない、との京都府警の会見が報じられています。
これまで、事件や事故があればいち早く被害者のお名前が当たり前のように報じられてきましたが、ほんとうはそんなに簡単に報じてはいけないことなのかもしれません。
報じられてしまうと、亡くなったことが既成事実になってしまう……
家族としては、頭ではわかっていても、心のどこかに、
「ひょっとしたら、何かの間違いで帰ってくるかもしれない……」
そんな思いを持っているかもしれません。
それが、報じられてしまうと、亡くなったことが既成事実になってしまう……
不慮の事件事故で肉親を失った経験を持たないアタクシのこんな想像は、非常に失礼なことかもしれませんが、被害に遭われた方のお名前の公表について、今後はもっと慎重にならなければいけないように思いました。
改めて、お亡くなりになった方々の、御冥福をお祈りいたします。