大賞! 《後悔などあろうはずがございません》

そこまで言って委員会NP』今年度上半期の暴言名(迷)言大賞に、引退会見においてのイチロー選手の、

《後悔などあろうはずがありません》

が選ばれました。

 

ざこば師匠が、

「後悔がないはずはない」

とおっっしゃていましたが、正確には、

「あんなもの(最後の試合での観客の拍手)を見せられたら、後悔などあろうはずがございません」

ということのようですから、後悔したことはあっても、そんな思いはすべて消えて幸せな気持ちで引退を迎えた、ということではないかと思います。

 

《後悔などあろうはずがありません》

 

そう言って、たとえば定年を迎えれるか、日常生活を振り返られるか、死を迎えられるか、と自らに問いかけると、

「後悔だらけ……」

と答えてしまうのは、アタクシばかりではないと思います。

 

自己弁護になるかもしれませんが、失敗と後悔にまみれてこそ人生であって、失敗して後悔したからこそ、たくさんの人の役に立って、喜んでもらえて、感謝される人生になるのではないかと思います。

 

これを例によって例の友人に語りましたところ、

「キミの場合、誰の役にも立っていないし、喜んでもらっていないし、感謝されてないよね」

 

後悔ばかりの人生を送っております……