更新される?〈記録的大雨〉に対する気象庁の示唆

佐賀県、福岡県、長崎県に大雨洪水警報を発表した気象庁の、梶原予報課長が、

「これまで経験したことのない大雨になっている」

とした上で、

「あらかじめ指定された避難所に向かうことにこだわらず、川や崖から少しでも離れた、近くの頑丈な建物の上に非難するなど、命が助かる可能性が高い行動をとることが大事だ」

と述べた報じられています。

 

〈記録的大雨〉

という言葉は、毎年使われているようで、こんな記録の更新はちょっと堪忍してほしいところですが、

〈あらかじめ指定された避難所に向かうことにこだわらず……〉

〈命が助かる可能性が高い行動をとることが大事だ〉

ということは、

自治体任せにはできない自然災害が発生しているから各自で身の安全を確保することを考えよ!〉

ということを示唆しているのではないかと思います。

 

佐賀県内の病院では、すでに一階が浸水しているという報道もあります。

山口県島根県にも、河川が氾濫する危険水位に達しているという報道もされています。

 

気象庁の発表を待つことなく、私たちは災害にどう対処するか、自身で考えておかなければならないということではないかと思います。

 

と言いながら、今のところ、自分はどうするんだと、と考えてもわからりませんが……

 

現在、大雨が降っている地域における被害がないことを祈っております。