バレなければいいと思うときの覚悟

大阪府松原市の田中厚志市議(大阪維新の会)が、今年3月、体調不良を理由に本会議を欠席しながら、妻と二人で二泊三日の沖縄旅行に行っていたことが報じられてます。

田中市議は、

「認識が甘かった。バレなければいいと思ってやってしまった」

と認めたそうですが、

〈認識が甘かった〉

というのは、何にな対する認識が甘かったのでしょうか?

 

議員としての責任や行動についての認識が甘かったのか?

それとも、

〈バレなければいい〉

と思っていることについて、

〈バレたときにはそれなりの報いがある〉

という覚悟をしていなかった、という意味の認識だったのでしょうか?

 

今夏、旅行を告発する投書から発覚したそうですから、議員夫婦の他に、たとえば飛行機やホテルの手配をした秘書であるとか、お土産をもらった親戚だとか、信頼していた人が、あるいはそうした人から伝え聞いた誰かが投書した可能性がでてきます。

しかも、3月の旅行が夏に告発されたのですから、信頼していた人が議員に愛想を尽かした末の告発だったのかもしれません。

 

これまでにも、

「バレなければいいと思っていた……」

てなことを口にする方はたくさんいらっしゃいますが、どなたも、

「バレたときの覚悟はできていました」

なんてことを述べた方はいらっしゃいません。

 

アタクシ、経験上から、バレたときの覚悟を決めてバレないようにやってのけるようにしていますが、すべて、覚悟した以上の報いを受けております……