今年4月、厚生労働省の雇用環境・均等局の担当者名で全部局に、
『非正規雇用労働者の呼称について』
「パートタイム労働者」「有期雇用労働者」「派遣労働者」
などの呼称を使うことを指示したメールが発信されたそうで、これは「非正規雇用」「非正規」という言葉を使わないように注意を促す、いわば〝言葉狩り〟と日経ビジネスで社会学者の河合薫氏が指摘されていました。
根元匠厚生労働大臣は、メールの指示や関与を否定しているそうですが、河合氏は、この〝言葉狩り〟の背景について分析し考察されておられ、非正規で生きておりますアタクシには、
「そうだったのか!」
てな内容でございました……
大臣がこれをまったく知らなかったのか否かはわかりませんが、もし、何らかの関与があったとしたら、
「議員って、究極の非正規雇用やないんかい!」
と言ってしまいそうです。
この度の改造内閣について、小泉進次郎氏の初入閣が話題をさらっているようですが、根本さんから加藤さんに代わる厚生労働大臣にも、注目したいと思います。