若者を中心に人気を集め、およそ50店舗を展開している台湾の大型書店、誠品生活が、今日、27日、東京日本橋にオープンすると、NHKNEWSWEBが報じています。
「日本を含め世界で読書離れが進む中で誰でも気軽に入れる場所として、読書のきっかけを作ったり、訪れた人の人生に影響を与えるような本と出会える場所になればと思います」
と、謝月貴営業部長は語ったそうです。
よく、
〈人生に影響を与えるような本と出会う〉
ということが言われますが、読書離れが進むということは、自分の人生に影響を与える本と出会うチャンスを、多くの人が失っているということかと思います。
どちらかと言えば、功利的な考え方を示す実用書や人気作家、人物の著作など、〝売れる〟をキーワードとした書籍が多く、幅を利かせているようですが、案外、そうした歩行性も、読書離れに拍車をかけているのかもしれない、とふと思いました。
〈自分の人生に影響を与えるような本〉
との出会いは、
〈自分の人生に影響を与えるような人〉
との出会いと同じぐらい大切ではないかと思いながら書店に……
なんて話を例によって例の友人に語りましたら、
「キミの場合、本に口説かれているんだよね」