アメリカ、ロサンゼルスの地下鉄のホームで、プッチーニのオペラの名曲を歌っていたホームレスの女性、エミリー・ダモルカさんの動画が投稿されて、その見事な歌唱がたちまち話題になったという報道がありました。
ダモルカさんは、三年前までバイオリンを演奏するなどして生計を立てていたそうですが、そのバイオリンを盗まれるなどしてホームレスになったそうです。
いきさつを知った男性が、彼女のためにバイオリンを買う資金を募ったところ、日本円で300万円ほどが集まったそうです。
『芸は身を助く』
とか、
『捨てる神あれば拾う神あり』
とか、
『チャンスは必ず訪れる』
とか、
『人生捨てたもんじゃない』
とか、そんな陳腐な言葉で語りたくない、お話です。
「ああ、よかったな」
そんな思いをさせてくれる。
ただ、それだけで幸せになるような話……
そういう話が、もっと世の中にあればいいなと思いますのは、アタクシででしょうか……
ダモルカさんが、よりよい人生をおくられることを願います。