ああ、香港!

香港の林鄭月娥行政が、緊急状況規則条例(緊急条例)を発動、デモ参加者のマスクや覆面を禁止する『覆面禁止法』を制定し、さらにデモが激化、警察官の発砲によって、中学生が負傷したと報じられています。

報道では、デモ隊に襲われて身の危険を感じた警官が発砲した映像も出ています。

 

行政長官は、あるいは行政側は、デモ隊に覆面、マスクを禁止する条例を制定すれば、デモ隊がおとなしくなるとでも、本気で思っていたのでしょうか……

いくらでも穿った見方はできますし、また、各報道機関、専門家は、中国の狙いや今後の香港の行く末等について、いろんな意見を表明しています。

 

でも、警官隊とデモ隊の衝突が、同じ香港市民同士が傷つけ合っていることが、最も不幸なことのようにも思います。

 

たとえば、デモに参加する人の隣に住んでいる警察官と、普段は仲がいという場合、彼らはどうするのでしょうか……

 

また、中学生や高校生が警官によって撃たれたと報じられていますが、親はわが子がそんな危険なデモに参加することを許しているのでしょうか……

 

なんだか、そうしたことのほうが気になっているアタクシでございます。