今年のノーベル平和賞が、日本時間の今夜、発表されます。
英国のブックメーカーでは、地球温暖化の防止を訴える、16歳のグレタさんが、一番の人気を得てるようです。
これに、ロシアのプーチン大統領が、
「現代の世界が複雑で急速に変化していることを誰もグレタさんに教えなかったのだろう」
と異議を唱えているという報道があります。
毎年毎年、ノーベル平和賞の受賞者が発表されますが、それは貢献した人に授与されるのであって、誠に申し訳ありませんが、受賞後にさらに世界に平和が訪れているわけではないようの感じています。
にも関わらず、ロシアのプーチン大統領がわざわざ異議を唱えるのはどうしてでしょうか?
ロシアが環境問題に前向きでないことを世界中に表明しているだけのように見えて、それはロシアのイメージアップにはつながらないように思いますが、どうでしょうか……
また、グレタさんを、
〈現代の世界が複雑で急速に変化していることを知らない者〉
と決めつけるような言葉は、
〈変化に対応できる人材〉
を求めると言いながら、いざ、そうした提案をした者にこの台詞を投げつけて、結局、現状を変えようとしないトップなんかが口にしてそうに思うのは、アタクシだけでしょうか……
さて、ノーベル平和賞はどうなるのでしょうか……