国立民族学博物館『驚異と怪異』レポート!

昨日、国立民族博物館に、特別展『驚異と怪異(想像界の生き物たち)』を見にいきました。

 

ウルトラマンのバルタン星人がいる、ワンピースのローラがいる、デビルマンのデーモンがいる、仮面ライダーの改造人間がいる、落語の四六の蝦蟇までいる……

もうそれだけでわくわくしましたが、なんといってもよかったのが、鬼の首のミイラや人魚のミイラでした!

 

想像界の生き物のほとんどは、木製であったり石造りであったり絵であったり紙製、ハリボテであったりというところですが、たとえば人魚のミイラは、猿の上半身と肴の胴から尾ひれにいたる半分を合わせて具現化しているという代物で、主に見せ物に供され、寺社に秘蔵されていたという話は、テレビでも見かけて妖怪を扱った書籍などにも掲載されていて知ってはいましたけれど、まさかこの目で実物を見られるとは思っていなかっただけに、すこぶる興奮いたしました!

こうしたミイラは、他国にはなく、ここに日本人の独自の発想と技術の凄さを見ることができます。

 

前回、回りきれなかった通常展示と合わせて、たっぷり5時間かかりかしたが、最終日(11月26日)までに再訪したいと思っております!