昨日、伝楽亭にて開催されました『芸乃虎や志・柱祭蝶ふたり会』に参りました。
三十人にも及ぶ観客は、二人の人気を表しておりまして、まあ、よく笑わせてもらいました。
企画されたみたらし嬢と色物出演のやよい嬢から始まって、虎や志師と祭蝶師ともに、たっぷり二席ずつ語ってくださいまして、三時間に及ぶ落語会でしたが、そんな長さも感じさせず、たっぷり堪能させてくださいました。
特に、祭蝶師の『算段の平兵衛』はどちらかと言うと筋立てで持っていくお噺で、しかもオチが分かりにくい上に、オチに出てまいります言葉が、いわゆる放送禁止用語でございますから、現代ではそうそうお目にかかれる落語ではありませんから、もう見られただけでアタクシにはお得でございました。
問題のオチも、うまく変えられておりまして、なるほど、このオチならいいかも、と思ってしまいました。
打ち上げも、楽しく盛り上がりまして、実にいい会でした。
日程は決まっていませんが、二回目も開催されそうですから、楽しみにしております!