神戸市の公立小学校で発生した教員間のいじめ問題を受けて、文部科学省が初めて全国調査を行った結果について、NHKNEWSWEBが報じています。
処分された教員の数が公表されていますが、そんな少ないはずはないやろ、と感じましたのは、たぶん、アタクシだけではなく、専門家も、この数字を氷山の一角と見ているといるとのことです。
報道では、実際に教員間のトラブルになって怪我をした教員が、公務災害を申請しようして、校長に阻止されたというインタビュー記事も掲載されています。
この先生は、
「校長ならうまいやってくれる」
と信頼していたそうですが、それまでの関係から個人的な信頼は寄せていたとしても、〝組織〟の中にあっては、信用してはいけない、という好例かと思います。
非正規雇用で生きておりますアタクシのモットーは、
〈組織を信用するな〉
でございます。
特に、信頼関係が構築できていても、相手が、人事権を把握しているような管理職になっちゃったら、その時点で、
「かの者がこちらの意に添わぬことを、もっと言うと、公平と平等と正義に反することを行ったとしても、それはむしろ当然のことである」
と肝に銘じておかなければなりません。
だからといって、被害に遭っても泣き寝入りせよ、とは申しません。
監督官庁に訴えるなり、弁護士に相談するなり、あるいはマスコミに、
「こんなネタがありまんねんけど、どうでっか……」
てな具合いに話を持ちかけてもいいかもしれません。
もちろん、とっても勇気のいることでしょうし、そうした結果、自分の立場がもっと悪くなるかもしれないという覚悟も必要かと思います。
なんてことを書きながら、拙ブログを、職場の皆さん、特に管理職の方々が読んでいないことを願ってしまっているような次第でございます……