京都アニメーションと議員連盟

京都新聞によりますと、京都市のアニメーション制作会社今日とアニメーションの第1スタジオが放火され36人が亡くなった事件で、京都府警が全被害者の実名を報道機関に発表するまでに40日費やす異例の展開になったのは、超党派で作る『マンガ・アニメ・ゲーム議員連盟』(MANGA議連)が、被害者の実名報道をしばらく控えるように首相官邸警察庁に申し入れしたからだそうです。

なんでそんなことをしたんや、という点には、被害家族の心情を思いやって、みたいなことをおっしゃているようですが、それやったら、なにもこれだけに限れへんやないかい、てなツッコミを入れたくなります……

 

MANGA議連に籍を置く議員の誰ぞに取って、何ぞ都合の悪いことがあるんやないか、てな疑惑も持ってしまいますが、お上の御威光を振りかざす行為もさることながら、こうした超党派議員連盟が、果たして世のため人の為に機能しているのか、てなことを、再び思ってしまいました……

 

被害者の実名報道には、いろいろな考え方があり、まだまだ議論の余地があるかと思います。

また、京都アニメーションの放火事件で被害に遭われた方、またそのご遺族の心情を第一に考えなければならないことは充分承知しております。

 

ただ、それでも、どっかのカラオケ店でこないな事件がおましたさかいに被害者の実名報道は控えてください、なんてことを、カラオケ議連が言い出すのでしょうか、てなことを申し上げたくなっておりますアタクシを、どうか不埒者と呼ばわって後ろ指を指さないでください……