セブンイレブンは、不都合な細胞を切り捨てる組織なのか……

セブンイレブン・ジャパンは、本部との合意を得ずに営業時間を短縮した東大阪市コンビニエンスストアーのオーナーと面談し、予定通り明日で加盟店を解除すると伝え、商品の配送とレジの使用を差し止めると発表したことが報道されました。

オーナーは、記者団に対して、店の明け渡しを拒否して、裁判所にオーナーとしての地位の確認などを求める仮処分を申し立てたと話したそうです。

これに対して、セブンイレブン・ジャパンは、

「現在、双方の弁護士が協議に入っているため、コメントは控えさせていただきます」

と答えたそうです。

 

組織は、不都合な細胞を巧妙に切り捨てます。

 

東大阪のオーナーは、24時間営業が当たり前になっている業界に問題を提起した異分子ですから、これをそのままにしておいては、他の加盟店もこれに倣うかもしれません。

そうなっては、利益が減ってしまいます。

 

組織は、不都合な細胞を巧妙に切り捨てます。

 

今日の面談も、継続に向けて組織は前向きに努力しました、というポーズのように感じておりますのは、アタクシが歪んでいるがためでありましょう……

でも、

「コメントを控えさせていただきます」

なんてことを、誰の言葉かわからぬように発表するのは、これまでも、不都合な細胞を巧妙に斬り捨てる組織だったような気がいたします。

 

たとえ、オーナーの申し立てが裁判所に認められても、何らかの巧妙なハラスメントを組織から受けるのではないか、とも考えてしまうのは、穿ち過ぎでしょうか……

 

だから、組織と戦うオーナーにエールを送ることはいたしません。

アタクシ、オーナーに、エールは送りません。

オーナーに、エールなど送りません……

ええ、送りませんとも……