先ほど、やよい嬢プレゼンツ『第五回ニュータイプ落語会』が終わりました。
のっけのやよい嬢の『阿弥陀池』は見逃したものの、中入り後の『片棒」もさることながら、ひいおばあさまのご葬儀のお話には、
「えー! そらほんまか!」
てな実話でした……
圧巻は、小粋師の『居残り左平次』で、昨年に続いて今年も拝見できるとは思ってもいませんでしたから、米朝一門会に続いて、
「こいつは春から縁起がいいわい!」
てなもんでした。
拝見して思いますのは、
「居残りを稼業とする左平次のように生きていきたい!」
という、そのことでございます。
ただ、そのためには人をそらさぬ話術も必要ですし、度胸も欠かせません。
そうした要素は、昔の話ではなく、現代のビジネスマンにも通じるものかと思います。
アタクシに、それだけのモノがないのもトレーニングで身に付くものでもないのは承知しながら、それでもやっぱり憧れてしまう、居残り左平次でございました。
あとは、『中村仲蔵』を三生師が見せてくれたらと、思っております。