人身事故が発生した電車に乗り合わせる……

今日、人身事故で乗っていた電車が停車しました。

その電車が、通過駅で人と接触した、というところまでアナウンスがありました。

最近は、酔っぱらってホームから落ちたり電車と接触したりする方がいらっしゃるようで、鉄道各社はホームに取り付けた椅子の向きを変えたり、ホームドア(柵)を設置したりして、事故の防止に取り組んでいます。

でも、全部が全部、人身事故、という言葉に言い換えられることでないことぐらい、みんな承知しているかと思いますが、そのまま表現するのも、憚られるます……

 

アタクシ、実は以前にも人身事故の電車に乗り合わせたことがありまして、人生で二度もそうした電車に乗っていたことというのは、珍しいほうではないかと思いながら、どうして電車と接触するようなことをすることになったのだろう、などと、その人のことを考えてしまいます。

 

魔が差す、という言葉がありますが、江戸時代の文書なんかには、ヒモのような蛇のようなものに後をつけられて、実はそれが魔だった、というお話が記されています。

 

人身事故が発生した電車に二度も乗り合わせながら、間が差すこともなく生きておりますのは、幸運なことなのかもしれません……