『寄せ遊びの会』(三楽亭魁楽の巻)レポート

今日は、伝楽亭で『寄せ遊びの会』が開催されました。

現役の大学生、ばれるさんの『金明竹』は、メモを試みながら書き切れない丁稚が、新鮮で面白うございました。

 

実はアタクシの二十年後輩の遊笑師の『ろくろ首』も、独特の味があって、よく知っているのに笑わせてもらいました。

 

伝楽亭三日連続御出演の美猫嬢は、お得意の『厩火事』では、客席から、共感したお客さんの声にもうまく応えながら、笑わせてもらいました。

 

魁楽師の『月宮殿星の都』は、アタクシ、初めて拝見いたしまして、いたく感服しておりましたら、これがこの会を主催されたスーダンさんの依頼のよる、まったくのネタおろしだったそうです。

 

魁楽師の二席目、『猫の忠信』も知っておりましたにも関わらずまた面白うございました。

ただ、途中でお年寄りのカップルが帰り支度を始めて探し物をしながらしゃべっておりましたのが、もう耳障りで他のお客さんにも迷惑でしたが、にもかかわらず、お客を惹き付けた魁楽師の手腕には、改めて皆感動しておりました。

 

今日は、いろいろな意味で、すばらしい会でございました。