利休忌や茶器とは異なり数寄の道

先日開催されました伝楽亭俳句会でアタクシが特選といたしました美里嬢の、

〈茶器並び利休忌に問う数寄の道〉

は、京都北山の古田織部美術館を訪れたときに作られたとのことでしたので、アタクシ、本日、古田織部美術館を訪ねましたら、新型コロナウイルス感染予防のためにしばらく休館の貼紙……

でも、よく読むと、日曜日には開けている?

 

仕方がないので、向かい側にあります京都府立陶板名画の庭美術館に足を運びました。

どんなところかまったく知らぬまま、入場料100円にひかれて中に入りましたら、『鳥獣人物戯画』から始まって、レオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』、ルノワールの『テラスにて』、ゴッホの『糸杉と星の道』など、世に知られた絵が、陶板に拡大されて模された絵が、屋外展示されていました。

もちろん、『最後の晩餐』も『テラスにて』もよかったのですが、圧巻は、ミケランジェロの『最後の審判』で、再下段の地獄の情景でございました。

 

実物の油絵の迫力とはまた違うインパクトがあって、思わぬ眼福に与りました。

 

これはこれで、数寄の道とあいなりました。

 

美里嬢に感謝!