2021年度から使用される中学の教科書の検定で、106点が合格したと報じられています。
日経新聞電子版によると、社会のある教科書で、赤穂浪士の処断についてグループで意見を述べる取り組みが掲載されているそうです。
果たして、何を目的、狙いとして赤穂浪士の処断を取り上げるのでしょうか……
確かに面白い企画かと思いますが、まさに、学習ではなく、イベント企画の類いではないかと思います。
あるいは、当時の幕府、お上を批判することで決着をつけるような授業になるようにも思います。
それなら、黒船来航から開国するのがいいかどうかという議論させる企画のほうが、諸学校でやっていたディベートの形で応用する企画のほうが、生徒のためになるように思いますが、どんなもんでございましょう……
まだ、日経新聞しか覗いておりませんから、国語がどうなっているのかわかりませんが、明治維新に夏目漱石先生の『現代文明の開化』は高校の教科書にも掲載されていますから、国語とのコラボレーションで授業を展開するのも面白いのではないかと思います。
いずれにしても、アクティブラーンニングになって、指導する教師の力量が必要ですから、記事にありましたように、教員研修も不可欠かと思います。
ちょっと目新しいことをやって、ああ面白かった、と生徒が思っておしまいなんてことにならなければいいかな、と思ってしまってしまいますのは、すでにお上の処断を批判しているということになり……
ぼか! どす! ごん!