お紺殺し

旭堂南左衛門さんの『講釈師四十年記念特別公演』が、8月1日(土)午後2時(開場1時30分)より、大阪倶楽部4階ホール(大阪地下鉄淀屋橋駅9号・10号出口西へ100メートル)にて開催されます。

 

4月、6月に続いて開催されますが、今回の南左衛門さんの講釈の一つ、

『吉原百人斬り・お紺殺し』

は見逃せません。

 

以下、6月に開催されました『講釈師四十年記念特別公演』のパンフレットに掲載して戴きました拙文から、ご紹介いたします。

 

《南左衛門さんの講談「お紺殺し」を初めて拝見した衝動は、死んでも忘れることはできません。竿でぐいぐいと突いて、お紺を水に沈めるその場面を見ながら、

「この人、少なくとも二人は女性を殺しているに違いない」

と、確信させるほどの迫真の高座でした。

            〜中略〜

南左衛門さんの高座で殺されているのは、お紺ではありません。私たちです。

            〜後略〜                       》

 

6月は、東京から人間国宝一龍斎貞水先生にお出でいただき、立ち見の出るほどの満席でした。

今回は、浪曲師天光軒満月先生がゲストとしてお越しになります。

講談に浪曲と、日本の話芸を堪能できる、『講釈師四十年記念特別公演 旭堂南左衛門高講談会』に是非、お越し下さい。