2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧

夢もなければ好きなこともない問題のない人生

『好きなことだけをして自由に生きること』 は決して不可能なことではないと思いますが、 「そうは言っても、自分の好きなことが何かわからない……」 という方も少なくないのではないかとも思います。 「夢を持て」 と言われても、 「私の夢って何だろう……」 …

『好きなこと』だけして自由に生きていくために……

心屋仁之助さんの『「好きなこと」だけして生きて行く』(PHP)という著書のタイトルのように、誰でも、好きなことだけして生きていけるのでしょうか? 『サワコの朝』(MBSテレビ)に、昨日出演されていた加山雄三さんは、《好きなこと》をして、自由に生…

留五郎の依頼

早朝であった。 メールが来た。 差出人は、留五郎である。 このブログの愛読者であることは、知られている。 国立文楽劇場で『金壺親父恋達引』なる、井上ひさしの芝居を見たという。 はて、何のことかと不審に思って読んでいくと、どうやら井上ひさし流の文…

読解力とコミュニケーション能力を向上させるために……

〈国立情報学研究所と東京書籍など教育関連企業5社が、子供たちの文章を読み解く力を高めるための新たな研究所を、2年後をめどに共同で設立する。〉 という報道がありました。 それによりますと、 「人がAI(人工知能)に負けないためには読解力の向上が…

『添削セミナー』ご報告

昨日、『添削セミナー』を神戸で開催いたしました。 一度、下見に行って駅から開場までの道順を確認していたはずでしたが、道に迷ってしまいました…… 帰りは、慌てて飛び乗ったがために、反対方向に行く電車に乗ってしまいました…… お二人の参加者がおられま…

切り返す二つの会話術

たとえば、ロシアのプーチン大統領は、 「あなたは人を殺したことがありますか?」 という質問に、 「それは、素手でという意味かね?」 たとえば、櫻井よし子さんは、ある政治討論番組で、 「靖国参拝にアジア各国が激しく反発している」 という一般の方の…

クセがつくクセ者

「細かいところが気になるのが、ボクの悪い癖」 とは、『相棒』の主人公、水谷豊さん演じる右京さんのお決まりの台詞ですが、 「ボクの良い癖」 などとおっしゃる方はいません。 わざわざ 〈悪い癖〉 と言うまでもなく、〈癖〉はよくないもの、と相場が決ま…

モンスター

人間には、好きな〝モンスター〟と嫌いな“モンスター”があるようです。 たとえば、作詞・阿久悠さん、作曲・都倉俊一さんというゴールデンコンビによって制作されて、ピンクレディーが歌った『モンスター』(ビクター音楽産業)は、好まれる〝モンスター〟で…

イチロー選手と稀勢の里関

広島カープの黒田投手が日米通算200勝を挙げました。 イチロー選手は、 「日米通算なんて認めない」 と、祝福したという記事が新聞に掲載されていました。 もちろん、自身の記録に対する批判を踏まえた祝福の言葉ですが、この辺りが欧米流であり、また、…

伝楽亭開亭7周年記念・城北迷人会落語勉強会第2週

昨日、《伝楽亭開亭7周年記念・城北迷人会落語勉強会》第2週に参りました。 ハメもの(効果音・音曲)の入った大ネタ『船弁慶』や『悋気の独楽』など、古典の他に、 「あなたの〜お墓の前で私は泣きません〜」 てな、嫁姑問題を題材にした桂あやめさんの新…

人間に欠落していること

「自分は何者なのか?」 「自分の存在意義は何か?」 といった問題を解決しようと、日々、あれこれ考えている方は少なくないのではないかと思います。 考えているというよりも、それが苦悩になっているという方もいらっしゃるのではないかと思います。 一方…

トランプ氏の指名受諾演説に見るスピーチの要諦

本日、アメリカ大統領選挙に向けた共和党大会で、ドナルド・トランプ氏が行った指名受諾演説は、1時間の予定を超えて75分に及んだそうです。 しかも、報道の映像を見る限り、原稿を読むことなく、力強く訴え続けていたようです。 先日、船場倶楽部の月例…

やっちゃえ・『添削セミナー』&『三題噺』

3月に、大阪と京都と奈良でやっちゃった高校の先生方にご参加いただいく『添削セミナー』をやっちゃいましたが、神戸でも、意赤の通り、やっちゃいます。 『添削セミナー』 日時・7月28日(木)14:00〜15:30 場所・三宮コンベンションセンター…

『やっちゃえ日産!』活用法

夢を口にする人が本気で取り組もうとしているかどうかというとは、その言動でわかります。 たとえば、地方に住んでいて、東京に出て役者として活躍したいという夢を持っている人なら、上京に必要な費用や当面の生活費を貯めてさっさと東京に行くでしょう。 …

(笑)

メールで軽い冗句として流してほしいときなどに文末に(笑)を書く習慣は、手紙や日記などには元々なかったのではないかと思います。 でも、お中元などを持っていったときに、 「つまらなものですがどうか、笑ってお納めください」 という謙遜の気持ちを表す…

小説家・藤野恵美さんの御講演から……

先日、小説家、藤野恵美さんの御講演を伺う機会に恵まれました。 大学時代に学んだ教養が、創作活動に役立っていることや、毎週一作、課題を書いていたいたこと。 でも、師であるSF作家、眉村卓先生は病妻に読んでもらうために、毎日一作ずつショート・ショ…

心が折れたときに読んでください。

ダメージを受けた精神状態は、段階別に四つの言葉で表現されているようです。 「ちょっと、凹(へこ)んだ」 ぐらいだと、すぐに元にもどります。 「かなり落ち込んだ」 となると、回復までに少し時間がかかるかもしれません。 「もう立ち直れない」 という…

『嫌われる勇気』で悩みは解消されるのか?

『PRESIDENT』(プレジデント社)最新刊8・1号〈ロングセラー『嫌われる勇気』で悩みは消えるのか?〉 という特集記事が掲載されています。 その中に、情報社会学研究者、塚越建史さんの、 「アドラー心理学を使って社会で成功を収めよう、という考えはア…

雑談力養成落語・完璧主義を捨てよ!

以前、勤めておりました塾で、睡眠時間が足りないという女性の新人講師がいらっしゃいました。 どうして睡眠時間が足りないのですか、と伺いますと、 「明日の授業で話すことを覚えないといけないから……」 学校の先生方の中には、他の先生方の前ではしどろも…

愛の話法

先日、職場で昼食の話題になって、 「子供にはもう作らなくなっているのに、毎朝、主人に弁当を作っているんですよ」 と、ある女性がおっしゃいましたので、 「きっと、そのへんの定食なんかより、奥さんのお弁当がおいしいんですよね」 てなことを例によっ…

人間だった頃の虎の気持ち

同じ仕事に携わっている人、たとえば同僚と、ともに関わる人物、たとえば上司や部下、あるいは取引相手などについて、人物評を交わすことがあります。 「あの人は、自分の考えや思いを覚られないように、単純にふるまっているのではないかと思いますよ」 「…

超能力者と魔法使いのセミナー教室

超能力者と魔法使いは、どう違うのでしょうか? どちらも火を発することができますが、超能力者のすべてが火を出すわけではありません。 でも、魔法使いは、多少の上手下手はありますが、みんな、魔法の杖を使って火を出すことができます。 超能力の代表的な…

悪役言葉

本当は、称賛すべき事象を表現しながら、それが何か悪いことであるかのようなイメージを与える場合に使われる言葉があります。 たとえば、『巧妙』『老練』『老獪』『手練手管』『筋書き』などは、 「『巧妙』に仕掛けられた罠にはまった子羊たち……」 「詐欺…

ストレスを緩和する笑顔の功罪

大相撲の大関で、今場所、優勝すれば横綱に昇進するであろう稀勢の里関は、安定して好成績を挙げはじめた先々場所から、うっすらと笑顔を浮かべて勝負に臨んでいます。 中継のアナウンサーや解説者も話題にしていますが、緊張をほぐすための策ではないかとい…

一票を投じたあとに一石を投じたい選挙報道

今日は、NHKの大河ドラマでさえ放送時間が変更される参議院議員選挙投票日です。 選挙のたびに午後8時からどの放送局も選挙報道一色になります。 野球中継なんぞ見なくても、明日の新聞を読めば、あるいはネットで検索すれば、結果がわかりますが、それでも…

ステキな週末を過ごすための〝ジンクス〟と〝迷信〟

プロ野球ファンの間では、あるスポーツ雑誌に特集されると、そのチームが連敗するとか優勝を逃すとか、あるいは掲載された選手がけがをしたりたり体調を崩したりする、というジンクスがあるそうです。 『夜、爪を切ると親の死に目にあえない』 と言う言葉は…

他所とは違う《大数の法則》

高校卒業と同時に数学とはすっぱりと縁を切ってしまって数学的な発想ができないアタクシではございますが、週に一度、大学で経済学を教えていらっしゃる先生とお話をする機会があります。 先日も、 「組織も大数の法則にあてはります」 とおっしゃっいました…

七夕に飛び立つ日本人宇宙飛行士・大西卓也さんに聖徳太子様の思いを馳せる

職場では、聖徳太子様の、 『和を以て尊しと為す』 という言葉が使われます。 「チームワークを乱す言動は慎むべし。『和を以て尊しと為す』だ」 そう言われて、自分の思いや考えを引っ込めた経験のある方は少なくないのではないかと思います。 多分、そのチ…

雑談力養成落語・居酒屋の亭主の教え

大阪は池田に『和食巧房・ちりとてちん』を構えるアマチュア落語家・天満家豊蝶は、アタクシの後輩で、兵庫県の尼崎市が主催するアマチュア落語選手権のチャンピオンでもあります。 彼によりますと、居酒屋の亭主には二つのタイプがあるそうです。 一つは、…

『週刊ダイヤモンド』に落語特集!

書店、駅売店で販売No.1のビジネス週刊誌『週刊ダイヤモンド』(ダイヤモンド社)の7月9日号で、《落語にはまる!(ビックリマークは扇子)》特集が組まれています。 〈いよいよ〉と申しましょうか、〈やっと〉と形容いたしましょうか、たぶん、以前から…