2024-01-01から1年間の記事一覧
相田みつをさんの『にんげんだもの』という言葉は、 「人間だから失敗もするよね。くよくよしないでくださいね」 という優しい、癒しのメッセージとして広く世の中で使われ、また、座右の銘にされている方も多いのではないかと思います。 でも、それって、人…
六つの上手。 六つ目は、[ほめ上手]なんですが、これが結構むずかしゅうございます。 なにしろ、相手をほめて喜ばせてこちらの言うことを聞かそうとか、こちらに好意を持ってもらいたい、といった下心が伴いますから。 特に、子どもを育てるにあたっては、…
本日のネット上にあります、某新聞社のニュースに、強盗殺人事件で起訴された元社員について、雇用していた某証券会社が謝罪会見を行ったという記事がありました。 記事の中にございます、 会社は8月2日に元社員と県警から放火の疑いで捜査を受けていること…
今年も流行語大賞が発表されました。 大賞の『ふてほど』は、使いようがあります。 「新入りのくせに、あいつは『ふてほど』だ」 なんて人物評に使えます。 その他、トップテンの言葉。 『もうええでしょ』 も、残業している同僚に、 「もうええでしょ」 て…
電車の中で、私立の小学校低学年らしき男の子に、開いていた本のページを閉じて、 「どんなことが書いてあった?」 と、試すお母さんを見かけました。多分、速読か何かの訓練をされているつもりだったのでしょうが、子どもは知らん顔して黙っていました。 お…
「次の文章を読んで考えたことを述べなさい」てな課題の文章と答案例を、またしてもでっち上げてしまいました~ 例のごとく答案A、Bにツッコをミ入れて、合否を判定しちゃってください。 課題文 〝無用の用〟という言葉がある。 「一見、役に立たないとされ…
2022年に公開された石井千絵監督の映画『プラン75』には、現代の少子高齢化問題の解決案がテーマとして提示されていました。75歳になったら自ら死を選べことができる制度、という発想は、少子化対策として子どもを産み育てよう、と呼びかけて優遇す…
落語『鷺とり』では、こつこつと餌をついばむ鷺の背後、距離のあるところから、「サァ~ギィ~」と声をかけて、「誰やわしを呼んでるな。けど、まだ遠いからええか」と鷺に思わせて、徐々に近づきながら声を落として呼びかけます。鷺が、「なんや、声が遠く…
前回ブログ「『六つの上手~ぼくのために笑ってください~』を読んで、あなたの考えたことを400字以内で述べてください」てな課題の答案例について、ツッコミを入れて合否を判定してください。」なんちゃってブログ内コラボレーションを思いついてしまい…
「笑ってよ、君のために。笑ってよ、ぼくのために」 さだまさしさんの『道化師のソネット』の、この歌いだしは、「笑わせ上手」の本質をついています。 誰かに笑ってもらおうと試みるために必要な第一条件は、笑わせるための技術の有無ではありません。ネタ…
「[子どもの虐待]など、見過ごされがちな社会問題の啓発活動が行われている。『啓発活動』について、[子どもの虐待]以外の例をあげて、あなたの考えを述べなさい」という課題について書かれた答案A、B、Cを添削、採点したうえで、合否を判定してください…
「ボランティア活動」について、あなたの考えを述べてください」という課題に対して書かれた答案を、それぞれ添削して合否を判定してください」てなことで、今回は、A、B、C、D、と答案を四つもでっち上げてしまいました! 答案A ボランティア活動は、個人の…
先日、年配の男性とちょいと一杯酌み交わしながらお話しする機会がありました。 そのおり、その男性は、 「最近、いい言葉に出会った」 と、おっしゃって、 [死ぬのがわかっているから自由に生きよう] という、トーベヤンソンさんの『ムーミン』に登場する…
旦さんの誕生日に酒の相手として招かれた男が、まず、注がれた酒に、 「え? これが、白菊! ワタクシ、初めてでございます」 と喜んで頂戴するところから始まって、出される料理はもちろん、白いごはんにいたるまで、 「初めてでございます。おいしゅうござ…
『侍タイムスリッパー』(安田淳一監督 山口馬木也さん主演)を観ました。 まだ上映中なので、内容には触れませんが、アタクシが受け取りました、てんこ盛りのメッセージは紹介できるかと思います。 その1・みんなでもっと時代劇を盛り上げようぜ~! その…
「『ヒューマンエラー』について、あなたの考えを述べなさい。」てな、いつものようにでっち上げた課題に、いつものようにでっち上げて書かれた答案A、Bに、いつものようにツッコミを入れて、合否を判断してやってください。 答案A ヒューマンエラーは、人…
「『自分らしい』について、あなたの考えを400字以内で述べてください」てな課題の答案を三つ、久しぶりにでっちあげてしまいました~! やっぱり、ツッコミを入れて、独断と偏見によって合否を決めちゃってください! 答案A 私は『自分らしい』は自分で…
[話し上手]と思われる人に、 「どうしたら[話し上手]になれるんですか?」 と尋ねて、 「いや、私は、ただ、聴いているだけです」 そうお答えになったからといって、その方が、巷に蔓延っている傾聴のテクニック、つまり、ただ頷いて、ときどき相手の言…
[話し上手]と思われる人に、 「どうしたら[話し上手]になれるんですか?」 と尋ねると、 「いや、私は、ただ、聴いているだけです」 そうお答えになります。 これはつまり、相手の脳を刺激する[聴き方]をしている、ということでしょう。脳を刺激された…
昔々、江戸に行って、同じ落語家に同じ落語を同じように教えてもらった松吉と竹造という若者が、故郷の村で噺比べをすることになりました。師匠から習った同じ落語を集まった村人に聞かせて、たくさん笑わせた方が勝ちです。勝った者は、庄屋の婿養子に迎え…
小林幸子さんと美樹克彦さんがデュエットで歌った、昭和の名曲『もしかしてパート2』(作詞・榊みちこさん、作曲・美樹克彦さん)には、 「ねえあなた 素直に信じていいのね」 と女性が歌う歌詞があります。 浜圭介さんと桂銀淑さんの、同じく昭和の名曲デ…
またしてもこんなんでっち上げてしまいました~! 「私たちが自分自身に問いかけるときは、自身の存在を否定的に捉える場合が多いのではないだろうか」 上記の考えをもとに、『自分自身に問いかけること』について、具体的な事例や体験を示しながら、400…
さて、調子に乗って、またしても、「環境問題についてあなたの考えを、400字以内で述べてください」てな課題の答案を、二つ、でっち上げてしまいました~! お暇なら、ツッコミを入れて……、いえ、添削して、合否を決めちゃってください! 答案A ぼくは、…
前回の「『書くことの効用』について」という課題の、でっち上げた答案を、また思いついてしまいました~! ツッコミを入れてもらって、合否を決定してくださ~い! 答案A 私は、書くことの効用は、とても重要だ。なぜなら、私は書くことは、グローバル化す…
添削は、学校の先生や予備校、塾の講師、あるいは、通信講座の添削担当者の専売特許と、なぜか決まっています。 それ、経験したくありませんか? 添削されるのではなく、添削する経験です。 これまで、添削されて落ち込んだことはあるけれど、人の文章を添削…
先日、室内犬を飼っているという女性とお話する機会がありました。 その犬は、ペットショップで購入されたそうです。ただし、一目見てかわいい、と思って犬と見つめあうてな、昔あった、どこぞのコマーシャルとは違って、一週間ほどそのペットショップに通い…
「有名なんだけど、知らないの?」 というセリフを、今年、まったく違う場所で、まったく関係のない、二人の人物の口から聞きました。 まず、そこそこ高齢のオッサンが、同じ趣味で集まった場で、その趣味に関連する話が出たときに、 「それ、私、知らないん…
先日、ある方とお話ししておりましたら、お読みになった書籍の中に、 「外国人に比べて日本人は自己肯定感が低い」 てなことが書いてあったそうです。 『日本人』や『あなた』を主語にして、 「自己肯定感が低い」 などと記した本は、他にも見かけます。そん…
本日、3月8日は、『国際女性デー』です。 2月に『バレンタインデー』がデケてから、いつのまにか、3月に『ホワイトデー』なるモノがデケていました…… 5月に『母の日』がデケてから、気が付くと、6月に『父の日』なるモノがデケていました…… この流れで…
某企業の役員を務めておられた方が定年退職後、関連企業の外部役員となって会議で発言したところ、 「それは、昭和の考え方でしょ」 と一笑に付されたそうです。 ご本人は、 「わしの考えなんぞは、もう通用しない時代になったんだな……」 と、ひどく落胆され…