2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧

超高層ビルから見えるバベルの塔

今、日本で一番高いビルと言えば、アベノハルカスです。 そこから少し離れたところにございます、将棋の坂田三吉さんゆかりの泰聖寺さんからは、天を突くようにそれが見えます。 近鉄電車に乗って、ちょうど石切あたりの高いところからですと、他のビルを圧…

オーダーメイドワーキング

たぶん、 『誰でもできる、いつでもできる、どこでもできる「身の丈起業」(筆者・井口晃さん 角川フォレスタ)』 という本が出てから、 〈リスクも資金もなしに、誰でも起業できる方法〉 を示した本が、雨後のタケノコのように書店に並ぶようになったのでは…

似て非なる同類

昨日のTBSテレビの『サワコの朝』のゲストは、貴乃花親方ご夫婦でした。 ご夫婦の馴れ初めから貴乃花親方の現役時代のお話、さらには、親方として、女将さんとしてのご苦労や考え方など、お話されていました。 特に、横綱という頂点を極めた貴乃花親方のお話…

四十を越えたら、男は年上に見られる方がよい

落語の『子ほめ』では、相手を喜ばせるために、年齢を二、三歳、若く言うようにアドバイスしています。 「あんさん、おいくつですか? ……え、五十? とはお若う見える、どう見ても四十七、八……」 それで喜んだ相手がするめで一杯ごちそうしてくれるそうです…

男の転機を開く女

「それにしても、キミという人間は不思議な奴だな」 「どうして」 「嫌な事があったり飽きたりして仕事を辞めても、なんとなく次の仕事にありついて転職できているんだから……いったい、どうすればそんなにうまくいくのか教えてくれ」 「いや、だいたい女性の…

かくしごと

肩書きに、 〈かくしごと〉 と記された名刺を拝見しました。 〈書く仕事〉 だそうですが、 〈隠し事〉 とも読めます。 もめ事秘め事隠し事 隠し子と夜ごとうわ言そら言寝言 日ごとに小言大事大仕事 手仕事お見事針仕事 お仕事年ごと力仕事に謀 他人事一言二…

お父さん登場

コマーシャルで、イヌのお父さんはすっかりお馴染みになりました。 いえ、調子に乗っていると言えるかもしれません。 なにしろ、近頃は、西部劇のガンマンとなったイヌのお父さんが、撃たれて死んだふりまでしているほどです。 その線を狙っているのか、アル…

8月におせち料理…… お世辞料理ではありません

7月に、 「よいお歳を……」 と挨拶をした話から、来年の話をすると鬼が笑うというブログを書きましたが、今日の朝刊に、おせち料理の予約受付広告が掲載されていました。 来年のおせち料理の予約を8月から開始するなんて、まさに鬼が大笑いするところかと思…

イケてるレンタルおっさん2

おっさんの地位向上を目指した『おっさんレンタル』が、今、注目を浴びているようです。 1時間単位でレンタルしたおっさんに、ちょっとした愚痴を聞いてもらったり、悩みの相談に乗ってもらったり、叱ってもらったり、その他、代わりに何かしてもらったりと…

イケてるレンタルおっさん

発売中の女性セブンに、『おっさんレンタル』なる記事が掲載されていました。 おっさんの地位向上を目的としているそうですが、人気があるようです。 それで、レンタル商品のおっさんが不足しているとのこと。 商品のおっさんの募集もされています。 それで…

三題噺・テレビに出演する方法

お題をいただきました。 『クイズ』『クリック』『誤字脱字』 (さっきのブログのネタやないか!……というお叱りもあるかと思いますが……) 喜「こんにちは」 甚「おお、(新聞をがさがさと片付けながら)喜ィさんか。まあ、こっち上がり」 喜「甚平さん、気ィ…

クイズ・クリック・誤字脱字

クイズ番組の繁栄は、関連づける思考力の低下を象徴しているのではないか…… 昨日、知り合いのお医者さんとお話しておりましたところ、文章の添削法について、誤字脱字のチェックに終始する先生から、文のねじれ、構成に至る点まで添削される先生もいらっしゃ…

氷山の一角思考

東京オリンピックのエンブレムの盗用疑惑が指摘されたときに、デザイナーが知らずに作成することはよくあることだと擁護する意見がありました。 でも、それが氷山の一角ではないかと疑念を持つ人が少なからずいらっしゃったのでしょう。 盗用を疑われる作品…

三題噺・家政婦は見た喫茶

改めまして、『黒幕』『メイド』『土産』。 清「へえ、このへん、メイド喫茶が並んでるんやな。まあ、せっかく日本橋に出て来たんやから、土産話にちょっと寄ってみよか。……あれ、誰やこっち、覗いてんのか」 メ「あーら、お帰りなさいませ」 清「お帰りなさ…

三題小噺・昔なつかし時代劇

久しぶりに三題噺のお題をいただきました。 『黒幕』『土産』『メイド』 「ふふふ…… 冥土(めいど)の土産に教えてやろう。すべてを仕組んだのは、このわしじゃ」 「ええ! ま、まさか御家老様が、黒幕だったとは……」 昔懐なつかし時代劇でございます。 デン…

点数が絶対ではないと言えないケース……

最近のカラオケ機器には、採点機能がついています。 ただし、同じ機械でも、すべて同じ点数が出るわけではないようです。 店が違い、部屋が違うと、そこに置かれている機械の評価も違います。 同じ歌を歌っても、少し甘い点数を出してくれる機械と、評価の厳…

培養された脳の疑問

アメリカの大学で、脳の培養に成功したそうです。 病気の治療や研究に役立てられるそうですが、培養された脳には、精神活動は見られないのでしょうか? 外部の刺激を受けた五感から伝達された情報によって、脳が、感情を含めたさまざまな精神活動を行うこと…

神田陽子さん怪談講談会IN大阪千林

昨夜、東京の女流講釈師、神田陽子さんの講談会が、大阪千林の扇楽(伝楽亭主催)で開催されました。 神田陽子さんは、現役女子大生講談師ですから、大学からも多数のお客さんがお越しになり、会場は満席になりました。 演目は、『円山応挙の幽霊』と『四谷…

人生を棒に振るインパクト!

例の号泣会見でその名を全国に知らしめた野々村元兵庫県議が、在宅起訴されました。 「悪は裁かれる」 「ざまあ見ろ」 「氷山の一角に過ぎない」 というのが、一般市民の感情ではないかと思います。 一方、同業者は、 「真面目に取り組んでいる我々には迷惑…

盆踊りとカラオケの問題点

ここ数年、一人でカラオケに行く人が増えているようですが、数十年前、世の中にカラオケ店が登場し始めた頃から、アタシは一人で歌いに行っていました。 昼間から一緒に行ってくれる人など、いませんから…… おかげで、一人でデュエット曲も歌えるようになり…

それぞれの降車

先日、バス車内で、二人の女子高生が話をしていました。 違う高校に通っていた中学の同級生が、久しぶりに出会ったという感じで、一人はきちんと着こなした制服にギターケースを持ち、もう一人は制服を着崩していました。 その、制服を着崩していた方が、何…

非常に非礼で不謹慎なお話でございます

非常に不謹慎かつ非礼な話をします。 欧米から日本に観光に訪れる外国人の中には、入れ墨をされている方がいらっしゃいます。 温泉に入ることを観光目的としている外国人も多いので、そういいたところで入れ墨を全面的に禁止するのはいかがなものかというお…

鰻のぼり鯉のぼり

この1週間、ブログのアクセス数が、これまでより増加しました。 たまにこれぐらいの数字が出ることはありましたが、1週間続けて記録されることはありませんでした。 たぶん、お盆休みがあって、その間に暇な方が見てくださったからだと思います。 そのお盆…

墓参行列

同人誌は、限られた愛好家によるごく狭い市場でしたが、1975年から始まったコミックマーケットが、今年も昨日から開催されています。 売り上げが増加する、会場近くのローソンをマスコミが取り上げるほどです。 不況の出版業界にあって、映画化されるの…

ボサノバ墓参でああこりゃこりゃ

お盆です。 今日は、墓参に行きました。 墓石拭いて水替え花替え、 「ボサノバ歌って坊さんボサボサ頭でさぼってサバサバ経文読まずにさば読んで〜」 てな、でまかせ罰当たりな鼻歌を歌いながら、線香あげるの忘れて帰りにのどがからから桶の水飲み、カラオ…

《恋花》の失敗

《三題噺・恋花》の〈オチA〉に、ツッコミが入りました。 「オチの意味がようわからん。説明してくれ!」 こういうツッコミが入った時点で、この三題噺は失敗です。 ただ、オチBは大丈夫かと思いますので、完全な失敗とは言えませんが…… さて、ここでオチ…

三題噺・恋花

お題をいただきました。 《花火》《包丁》《鬼は外》 喜・こんばんは。 松・おお、喜公やないか。どないしたんや。 喜・ちょっと、包丁、借りにきたんや。 松・包丁? なんや、えらい、物騒やな。どないしたんや。 喜・ちょっと、切らしてしもて…… 松・待て…

お盆に極楽

近所にある、ショッピングモール内の家電量販店に並べられているマッサージチェアーに、今日も乗ってしまいました。 大昔に比べれば、性能は格段によくなりました。 リモコンには多彩な機能が集約されていて、単にうねうねと動くだけだったもみ玉は、押す、…

抜き噺『くやみ前』

昨夜、大阪千林の伝楽亭に行きました。 学生さんが中心の落語会で、面白かったのは、『近日息子』の抜き噺…… 落語『近日息子』は、まだ元気な自分の父親の葬儀を近日に行いますという予告を、少し足りない息子が芝居に倣って掲げたところ、長屋の住人がそろ…

情熱と現実の狭間にある幸せ

情熱 何も知らない子供は、自分の描く未来が訪れることを信じて疑いません。 未来を信じる情熱は、知らないことによって持ち得るものかもしれません。 プロスポーツ選手を夢見る子供が情熱を失うのは、厳しい現実を目の当たりにするからです。 大人でも、新…