満席《伝楽亭》!

アマチュア落語家人口は、プロの噺家の人数を遥かに凌駕しているのではないかと思います。

本場の東京と大阪はもちろん、日本全国にアマチュアの落語家がいます。

その土地では、かなり有名な方もいらっしゃるようで、素人落語のグループもたくさん存在しています。

女流の落語家もかなりいらっっしゃって、女性ばかりのアマチュア落語会も開かれています。

 

そのアマチュアの手による創作落語も、多数誕生しています。

 

落語のネタというものは、プロによって生み出されたもの、あるいは落語作家が手がけたものがプロに語り継がれ、やがて古典になるという流れになっているかと思いますが、アマチュア落語家の創作がアマチュア落語に継承されてアマチュア落語の古典になるという流れもできる可能性もあるのではないか……

 

昨日、大阪千林にございます素人落語の殿堂《伝楽亭》で開かれた『第6回美里かかし二人会(二人合わせて108歳)』で披露された、美里さんの自作自演作〈転職〉を拝見して、ふと、そんなことを思いました。

 

ちなみに、『美里かかし二人会』は、(二人合わせて200歳!)を目指しているそうです。

 

そのうち、《アマチュア落語の人間国宝》なんかも誕生するのではないかと思います。