点数が絶対ではないと言えないケース……

最近のカラオケ機器には、採点機能がついています。

ただし、同じ機械でも、すべて同じ点数が出るわけではないようです。

店が違い、部屋が違うと、そこに置かれている機械の評価も違います。

同じ歌を歌っても、少し甘い点数を出してくれる機械と、評価の厳しい機械があります。

 

自分の持ち歌をカラオケで歌っても高得点が出ないとおっしゃるプロの歌手もいらっしゃいます。

カラオケの採点マシーンを使った、歌の優劣を競うテレビ番組でも、その歌を持ち歌とする歌手の方が、そうでない歌い手より点数が低いというシーンも見られます。(ヤラセかもしれませんが……)

 

自分の文章、作品を入試問題に使われたプロの作家が、その問題を解いても満点が取れないという話も、ときどき目にします。

 

本家本元が満点を取れない、誰かに負けてしまうという評価基準が、果たして信用できるでしょうか。

そんな点数に一喜一憂することほど、バカバカしいことはないのではないか……

 

そんな話を、友人にしたところ、

「キミの場合、関係はないだろ」

「どうして」

「だって、レベルの高い人たちの話だろ」