週刊少年サンデー（小学館）に掲載されていました、横山光輝さんの『仮面の忍者 赤影』の、テレビ放送（フジテレビ系）、第一部に登場するのが、〈金目教〉です。
霊感商法で壷を売るようなケチな宗教ではなく、足利将軍を倒して天下の覇権を握ろうとする、怪優、天津敏さん演じる甲賀幻妖斎が教相の、宗教団体というよりは、むしろ忍者軍団です。
当初、金目像は奈良の大仏様のごとき巨大な偶像かに見えましたが、実は甲賀幻妖斎が作り出したロボットでした。
前回の三題噺では、〈金目教の壷〉てなちんけなものではなく、ミニチュアの金目像や赤影と敵対する怪しげな忍者たちのフィギュアかなんかを出した方が、留五郎さんのようなコアなファンには受けたのではないかと、今頃、後悔していますが、それをやり出すと、あの汐路章さん演じる夢堂一ツ目やら傀儡甚内（波田野博さん）やら蟇法師（近江雄二郎さん）やらが登場する霞谷七人衆なんて全員紹介したくなりますし、とにかく第一部だけでもいくらブログが書いても足りないぐらいマニアックに語ってしまいそうになりますので、三題噺に登場する〈金目教〉の説明だけに留めておきたいと……
ほんとうは、第二部の甲賀卍党なんか斬新で、第三部の卍党根来十三忍になると、怪獣が出てきて、第四部の魔風編の魔風忍群も、頭領、魔風雷丸を演じるのがまたしてもかの汐路章さんで黄金の仮面を……誰か止めてくれ〜！
