大喜利と演劇とそして人生の醍醐味を……

ひらさん、ありがとうございます!

初めてとは言いながら、短時間であれだけ見事にオチをつけられるのは、たいしたものですし、なにより、大喜利の醍醐味を味わっていただいて、よろしゅうございました。

あれから御伺いしておりませんが、いずれまた御邪魔いたします。

皆様にも、よろしく御伝えください。

 

すっかり文通コーナーのようになってしまいましたが、大喜利で即興の発想力とチームワークを、より多くの方に養ってもらえれば幸いです。

演劇仲間に職場や町内、趣味の集まり、異業種交流会と、とにかく5名以上集まって、ちょっとアドリブの利く発想力やチームワークを……とお考えになりましたら、お声をかけてください。

 

さて、《シネマカレッジ京都》で学んで改めて思いましたのは、日本の演劇の伝統についてです。

その象徴が、日本の演劇集団の滑舌の訓練で必ずいっていいほど使われる、

「手前親方と申すは〜」

という、歌舞伎でお馴染みの『外郎売り』です。

明治になって、西洋の演劇の影響を受けて、新劇やらなにやらと、日本の演劇は新しい試みを始めて、現代までいろいろ発展してきましたが、『外郎売り』が未だに基礎トレーニングで使用されているところに、日本の不思議を感じます。

 

《シネマカレッジ京都》では、『外郎売り』を使うトレーニングは行っていません。

でも、講師の先生が演劇指導の核に据えているのが、世阿弥の『風姿花伝』です。

現代の日本の演劇界で、『風姿花伝』を基盤に据えている演劇集団は、さて、どれほど存在するでしょうか。

 

そういう視点で演劇に触れるのも、楽しみ方の一つのように思います。

 

日曜日、脚本分析クラスを終えて飲み会突入!

「あの…… 明日、月曜、朝一番で仕事が……」

「明日の仕事と、今夜の飲み会と、どっちが楽しいか、わからへんのか!」

判断基準を、重要性ではなく、楽しさにおいているところが、また人生の醍醐味かと思いますが……

(え? そう思っているのは、あんただけや……って?)