誰も気づいていないコミュニケーションの基盤

あいかわらず、コミュニケーションの重要性が説かれ、その能力の向上を図るための書籍が売られ、セミナーが開催されているようですが、コミュニケーションの基盤になっているのが、実は声の出し方や滑舌の善し悪しであるということに、多くの人は気づいていないのではないかと思います。

発声や滑舌と言うと、俳優や声優の専売特許のように受け取れれがちですが、一流の歌手はそれによって自分の声を自在に操っています。

ちょっとした会話でもプレゼンテーションでも講演でもセミナーでも授業でも、発声と滑舌を向上させるだけで、かなり効果が上がるのではないかと思います。

 

以前、某芸能事務所に所属しておりましたときに、遠路、四国からレッスンに通っておられた学校の先生がいらっしゃいました。

その先生は、

「教員にも、発声練習や滑舌の訓練が必要だと思います」

とおっしゃっていました。

 

シネマカレッジ京都で学びましたのが、その声の出し方でした。

脚本分析クラスだけに出ておりましたが、某芸能事務所でやっていたお定まりの発声練習とは違い、シネマカレッジ京都では、かなり徹底した発声練習を実践しているようでした。

おかげで、昨日、カラオケで歌っているうちに、

「ああ、なるほど、こういうことか……」

と、実感することができました。

 

以前、意表をついた戦略でカラオケ大会の予選を突破したというご報告はいたしましたが、次はこの発声練習と滑舌のトレーニングによって全国決勝大会に出場し、賞金を手にしたいと思います。

 

(やっぱりそこに落ちつくのか!)