懲りない理由

公募の童話やショートショートでは、数本の入選経験がありますが、ボツになった作品は数知れず……

 

小説の新人賞に応募していくつか予選は通過しても、最終審査に残ったことはありません。もちろん、予選すら通らなかった作品は数知れず……

 

自ら出版社に売り込んで何冊か書店に並びはしましたが、売れていません。もちろん、売り込んでも取り合ってもらえなかった作品は数知れず……

 

人生の大半を費やしてきたことでさえこの有様ですから、カラオケ大会の予選を通過しても、次に進めないのは当たり前。

 

素人落語の大会に出ないのは、下手なプロよりうまいアマチュアが世の中にごまんといることがわかっているからです。

でも、まだ世間に浸透していない三題噺となると、アタシにもチャンスがあります。

全国三題噺大会なんてのがあると、たちまち優勝……

 

12月に某映画監督のワークショップが開催される予定で、それに参加します。

何しろプロの映画監督のワークショップですから、そこで監督に見いだされて映画に出演てなことになると、俳優の道が開けるかも……

 

(懲りてないのか!)

(学習能力がないのか!)

(それとも、そんな生き方しかできないのか……?)