私たちは成功者の言葉に囲まれ、時として、それらを心の支えにしています。
「自分が出したアイデアを、少なくとも一回は人に笑われるようでなければ、独創的な発想とはいえない」
「全員反対したものだけが、一考に価する」
養殖真珠、御木本幸吉氏の、
「誰もやったことのない仕事にこそやりがいがある」
「人のやらぬこと、やれぬことのみをやった」
「チャレンンジして失敗を恐れるよりも、何もしないことを恐れろ」
昨日、出版社に売り込んだ原稿を、早くも今日、没にされまして、こうした成功者の言葉によって、折れそうになっている心を何とか維持しています。
何しろ出版不況の現代ですから、これまでに誰も着眼しなかった視点による拙著を世に出してくれる出版社がないのは当たり前かもしれません。
特に外資系企業の出資を受けている出版社は、売れている類似書籍があるかどうかを基準に出版しているようですし、他の出版社もそれに倣っているかのように、新しい視点の著作の出版には、かなり慎重になっているようです。
でも、
「何でも時代のせいにしてれば、そりゃ楽だ」
「いつも失敗の口実を探す。これが日産のいちばんの敵だ」
なんて言葉もあって、
「やっぱり、新たな着眼の著作よりも、これまで誰もやっていない三題噺で……」
ロスチャイルド財団、マイヤー・アムシェル・ロスチャイルド氏の、
「多くの仕事をしようとする人は、いますぐ、ひとつの仕事をしなければならない」
アタシはいったいどうすりゃいいのよ〜!