芥川賞、直木賞を創設された菊池寛先生の作品の中に、『形』という短編小説があります。
槍の名手として恐れられている武将の鎧兜を身につけて初陣を飾った若武者と、いつもとは異なる鎧兜で戦場に立って勝手の違った武将の話です。
平成の仮面ライダーの前シリーズ『仮面ライダーゴースト』では、変身後に宮本武蔵やらエジソンやら、歴史に名を刻んだ勇者や知者の魂の籠った羽織を身に着けてパワーアップする設定になっていました。
幕末、勤王の浪士に恐れられた新撰組は、そろいの羽織をまとって市中を見回っていました。
赤穂浪士は揃いの衣装で討ち入りを果たしています。
生活保護の受給を担当する職員がまとっていたジャンパーが問題になりましたが、生活保護の悪質な受給者に立ち向かうには、そうした衣装が必要だったようにも思います。
ただ、拙ブログといやしましては、その文言に注文をつけたいと思います。
堂々と大きく胸元に、
『不正受給は許さない!』
と対面する相手にも見えるように表記しておけば、
「それって、不愉快なジャンパーでんな」
と言われても、
「ということは、あんさん、これを見て不愉快になる理由がある、ということでございますか……」
だからと言うて、アタクシのところに、
「このブログは不愉快じゃ〜!」
てな苦情は持ち込まんようにお願い申し上げます。
え?
(アクセス数が少ないブログに、誰がそないな苦情を持ち込むんじゃ〜!)
デンデン