今日も外務省のホームページに『ゴルゴ13』が掲載されていました。
日本の中堅企業がゴルゴ13に危険を避けるためにはどうすればいいかという依頼に、情報収集の重要性を説く話でしたが、情報収集のポイントについて、依頼者はよくわかっていました。
その依頼者に向かって、
「俺を試したのか?」
とゴルゴ13は鋭い視線を投げましたが、依頼者は平然と、
「あなたのことは調べました」
でも、それについて、あとは何事もありませんでした。
通常、試されるようなことをされてゴルゴ13が黙っていることはなく、少なくとも、
「二度と俺を試すな」
と、一言残します。
ボクらのゴルゴ13は、日本の外務省の提灯持ちに成り下がって、かっこばかりの腑抜けになってしまったようです。
こんなことなら、一日でも早く外務省との契約を解除し、アメリカが密かに企んでいるという、K国首領様の斬首計画を引き受けて狙撃するとか、ISに潜入して組織を壊滅させるとか、もう、ぎりぎりの線で活躍してもらいたいと、切に願っておりますが……
ズキューン!
(ゴルゴ13のときだけ、ズキューンで無理矢理オチをつけて、オレたち読者を試しているのか)