阿久悠先生のサイン「君の唇に色あせぬ言葉を」

河出書房新社(KAWADE夢ムック)から《(文藝別冊)阿久悠》を書店で見かけて、買ってしまいました……

 

スペシャル企画として作家、歌人、詩人、脚本家、ミュージシャン、評論家など、25人のエッセイとともに〈私の阿久悠ベスト3〉が掲載されていましたので、1位を3点、2位を2点、3位を1点として、失礼を承知で点数をつけてみましたところ、北原ミレイさんがお歌いになった『ざんげの値打ちもない』(作曲・村井邦彦さん)が10点で第1位となりました。

2位は、8点の、ペドロ&カプリシャスさんの『ジョニィへの伝言』。

3位には、それぞれ7点で、八代亜紀さんの『舟唄』(作曲・浜圭介さん)と沢田研二さんの『時の過ぎゆくままに』(作曲・大野克夫さん)でした。

 

『ざんげの値打ちもない』は、当時、暗い、という評価を受けられていたそうで、当時、小学生だったアタクシがその歌を改めて認識いたしましたのは、恥ずかしながら、ず〜っと後になってからでございまして、能天気なアタクシの脳に衝撃を与えてくれた歌でございました……

 

皆さんのベスト3の中には、アタクシの知らなかった歌もいくつかありましたが、カラオケに行きたくなりました。

 

ちなみに、本書の巻末に、阿久悠先生のサインも掲載されております。

 

「君の唇に色あせぬ言葉を」

 

創作者として、持たねばならぬ矜持を教えられたように思います。