アンフェアな遠山の金さんを……

月曜日、夜8時から『遠山の金さん』(MBテレビ)が放映されました。

アタクシどもにはお馴染みの、

「この遠山桜、散らせるもんなら散らしてみやがれ!」

という決め台詞などが、若い視聴者に受けるかどうかというところも、単なる懐古趣味的な時代劇で終らせないポイントになるかと思いますが、どうやら女ネズミ小僧まで現れているようでしたから、結局シリーズ化されなかった『必殺!仕事人』と同じ定めにあるように思います。

 

普段から時代劇の復興を願うようなことをほざきながら、アタクシ、実は、篠原涼子様の『アンフェア』そ見てしまっておりました……

 

かなり昔になりますが、横山光輝先生の『仮面の忍者赤影』や手塚治虫先生の『どろろ』が映画化されておりましたが、最近の表現で恐縮でございますが、

「残念な……」

と、アタクシ、申し上げるしかございませんでした。

 

ここが実は難しいところで、かつてヒットしたコンテンツを使ってヒットを狙うなら、明らかに過去の作品を凌駕するものでなければならないと思います。

それだけの意識を持った工夫が、果たして作り手にあるのか、とアタクシ勝手に思う次第であります。

 

じゃあ、オマエがどうにかしろと言われますと、ここはやっぱり『鞍馬天狗』に篠原涼子様が登場して……

 

ボカ! ドス! ガン!