昨日、ほろ酔い寄席に参りました。
旭堂南左衛門さんが主任の会で、御弟子さんの南斗さんと、ゲストでおいで下さった噺家の笑福亭大智さん(笑福亭仁智師匠の御弟子さん)がそれぞれ一席ずつ演じてくださいました。
ノッケに登場した芸歴5年の大智さんの『寄合酒』は、噺の賑やかでどがちゃかした雰囲気がよく出ていて、実に楽しい落語でございました。
終演後の宴席でうかがったお話もまた面白く、高座を終えた師匠方の着物を畳むと緊張されていたことがわかるというお話から、前職の樵夫の話では、一般にイメージする樵夫とはまた少し違ったお仕事の内容に、
「へぇ……」
の連発で拝聴するばかりでございました。
また、太ったことでチラシの写真と違ってきたことで会場に来られたお客様から、
「写真の人はいつお見えになりますか?」
てな話もされてくださいましたので、アタクシ、
「そのネタ、どこぞで使わせてもろおてよろしいか」
と伺いましたところ、快諾を得ましたので、本日、拙ブログで早速使わせてもらいました。
落語さんの例に漏れず、御自分のことを、
「あほでしょ」
とおっしゃっていましたが、なかなかどうして、お名前のごとく〝大智〟を備えた方とお見受けいたしました。
今後、ご活躍される噺家さんです。