今朝のNHKの〈インタビューここから〉のゲストは、作詞家の松本隆先生でした。
昨年、〈サワコの朝〉(MBS)に出演された松本隆先生のインタビューを拙ブログで取り上げましたが、番組が違うと見えて来るモノも違います。
〈サワコの朝〉を視聴いたしましたときには、場所から入る、色から入るといった、詞を書く際の方法論、あるいは、
《作詞には語彙力が必要で、その語彙力をつけるためには読書しかない》
といったことを述べましたが、〈インタビューここから〉では、その根底にある、松尾芭蕉先生の言葉、
《不易流行》
をお話になりました。
変わらない古いモノと流行する新しいモノを組み合わせる。
実際、松本先生は、歌謡曲がJポップと呼ばれた頃、7年ほど歌舞伎やバレーなど古典やクラッシックに御覧になり、そこから〈ガラスの少年〉などを生み出されたそうです。
また、最後には、
《一つの方法論でカベにぶち当たったら5度くらい変える》
とおっしゃいました。
アタクシ、古い歌も新しい歌もカラオケで歌っておりますから、不易流行を実践いたしておりますし、カベにぶち当たりましたときには、5度どころか、360度視点を変えて……
ボカ! ドス! ゴン!
松本隆先生、ごめんなさい。