エモーショナル〜理解はできるが、納得できない〜

東京医科大学の女性受験生の入試点数操作について、女性医師を対象としたアンケート調査の結果、理解できるとの回答が40%以上あったと、昨日、NHKは報じて、

《理解はできるが、納得していない》

ということではないかという解説をしていました。

 

現状を考えれば、理論的には一定の理解が可能ではあるけれど、心情的には納得できない、ということかと思います。

 

こういうケースは、巷にもよく転がっているように思います。

上司から、

「利益を上げるためだ」

と理論的に説明されれば、心情的に得心がいかないことでもそれに従う……

 

ただ、組織の論理に左右されないような案件の場合、いくら論理的に説明しても、大衆は動きません。

動く場合は、感情を刺激されてときです。

 

ビジネス用語にも、エモーショナル、てな言葉がありますが、まさに人々の心がどう動くかを考えなければ、個人でも組織でも立ち行かなくな例は、古今東西、枚挙に暇がありません。

 

それがわかっているのに、どうしてアタシは……

 

失礼いたしました。

毎度、同じパターンでは、人々の心は動きませんよね……