PHPの5月創刊72周年記念号を買ってしまいました……
『いま、この人と語ろう いい言葉いい人生』に登場されている杉良太郎さんの記事のキャッチコピー、
《一生懸命に勝るものはない》
にちょいと引っかかりましたのは、歪んでおりますアタクシが、〝一生懸命〟という言葉にやや胡散臭さを感じておりましたからでございます。
でも、その〝一生懸命〟が、
「やがて報われる」
「いずれ道を開く」
といった類いの思いから出てはいませんでしたから、ついそのままレジに持っていってしまいました……
その〝一生懸命〟の中に、
《今日が命日になっていい》
《与えられたことをただやるだけで満足するな》
《プロ中のプロは、非常識から生まれる》
といった考え、プロフェッショナルとしての〝一生懸命〟とはどういうものか、ということが記されていました。
また、長く続けれている福祉活動についても、
《福祉は一方通行でいい》
と述べていらっしゃいます。
見返りを求めない福祉に徹する思想は、まさにプロフェッショナルの〝一生懸命〟と態通する考えだと思います。
アタクシも、杉良太郎さんがおっしゃる意味で〝一生懸命〟でありたいと、例によって例の友人に語りましたところ、
「キミの場合、問題は、どれだけ〝一生懸命〟にがんばろうとしても、そこにプロフェッショナルとしての意識がない、というところだよね」