瀬戸内寂聴先生の『声』から〜お前はその声で女に不自由にしないぞ〜

以前、ある芸能事務所に通っておりましたときに、

「オーデションでは、声を聞かれている」

と教えられたことがありました。

 

歌手も、ヒットするかどうかのポイントの一つは、声にあると思います。

 

過去、拙ブログでもそんなことを話題にしたようにも思いますが、先日、やはり拙ブログにて御紹介いたしました、瀬戸内寂聴先生の『求愛』(集英社文庫)に収められております『声』にも、

「お前はその声で女に不自由しないぞ」

「声だけで囁き通せ。女の魅力を繰り返しほめること。愛していると繰り返しほめること。愛していると言い続けること。その間じゅう、決して手を出さないこと。〜中略〜やがて女の躯が自然にお前の胸に倒れ込んでくる」

とありました!

 

アタクシ、決して悪い声ではないと自負しております!

もっと早くこのことを知っていれば、アタクシはこんなことにはなっていなかった!

いや、まだ、間に合うかもしれない!

 

例によって例の友人に強く語りましたところ、

「キミの場合、声はもちろん、その他、あらゆる点に問題があることに気づくべきだ!」