2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧

三題噺・サインくれ!

事実は小説より奇なり。 とはよく言われる言葉でございますが、世の中、落語にしたら面白いんやなかろうかてな出来事もございまして、たとえば、某反社会勢力のメンバーが、対立する反社会勢力のトップに、サインくれ、と詰め寄った事件があったそうでござい…

手のアイデア

『暮らしの手帳』の編集長、松浦弥太郎さんの『考え方のコツ』(朝日文庫)を拝読しました。 その御著書の思考術の章に、「手を使って書けばいい。」とありました。 とみかく手を使って思考の欠片を書いてみる。 これが、松浦さんのアイデアを得る方法だそう…

両さんと寅さん

40年に渉って少年ジャンプ(集英社)に掲載されていた『こち亀』が、連載を終了します。 単行本は200巻。 一度も休載しなかったというのは、毎週、ショートショートや短編小説を休まず書き続けるようなもので、ただただ脱帽、敬服するばかりです。 さら…

瓶割り小僧の発想と行動力

池波正太郎先生の『鬼平犯科帳』に、瓶割り小僧が登場します。 瓶を扱う店の前で遊んでいるところを注意されて、自分は客だと称して大きな瓶を買うと言った子供に、店の者が売ってやるが自分で持って行け、と条件をつけたところ、そのままでは手に余る瓶を石…

二位じゃだめなんですか?

民進党代表選挙が、今日、告示されました。 蓮舫先生、前原先生、玉木先生のお三方が立候補されて、どなたが当選されるかというところが注目されているかと思いますが、2009年に民主党が事業仕分けを行った際に、蓮舫先生が、世界一を誇る『次世代スーパ…

月と小石

「 I love you. 」の訳を生徒に問われて、「月が奇麗ですね」と答えた夏目漱石先生の逸話は、NHKの朝のドラマ『とと姉ちゃん』にも出てきました。 奈良の十津川や和歌山の熊野には、デートの約束をして男が来ないときに女性はそこに松葉と小石を残し…