本日の《そこまで言って委員会NP》は、
という、待ってました企画で、辛坊さんの放送できない発言から始まり、レギュラーの中田さんの報道裁判で勝利した話やアイドル席に座った須藤凛々花さんの××を買っているところを写真に撮られて…… なんて話も飛び出しながら、ゲス不倫報道以降激化した両誌の不倫スクープ合戦に対する共通の苦言があり、それでありながら、新聞とは違う価値があり、テレビのワイドショーはおかげで成り立っているといった一面にも話が及び、週刊誌は必要か否か、はたまた週刊誌に未来はあるのか、てな究極の問いかけありで、いつも以上に面白うございました。
もっとも興味を魅かれましたのは、
「表現の自由とプライバシーの侵害の境界線はどこにあるのでしょうか?」
という須藤凛々花さんの、素朴で基本的な質問でした。
両誌を代表して、週刊新潮の元副編集長だった門田さんと週刊文春の元編集長の花田さんがゲストとしてそれに応じていらっしゃいましたが、須藤さんのこの質問も含めて、お二人がいかに真摯に慎重に丁寧に雑誌を作ってこられたかということがわかりました。
取材する記者の良心はもちろん、そのときの編集長が、もっと言うなら母体である出版社の方針や在り方が、あるいはそれらに影響を与える現代社会が、両誌の質を左右しているように感じました。
放映中、頻繁に映される須藤さんに目を奪われて、アタクシにとってもっとも需要であるはずの、最後に円楽さんが述べたオチがどうだったか、聞きそびれてしまいました……