人間は退屈な動物です。
いえ、退屈だから人間なのかもしれません。
たとえば、趣味は退屈でない時間を提供してくれます。
たとえば、テレビやラジオ、インターネット上に流れる数多の情報も、その多くは一時的に退屈でない時間を提供してくれます。
たとえば、毎日の仕事でさえ退屈しのぎであるという事実は、たくさんの人の退職後の生活が証明してくれています。
たとえば、大河ドラマ《花燃ゆ》に登場する高杉晋作は、当初、退屈な人生を送っていました。
たとえば、かつて一世を風靡した《旗本退屈男》は、退屈でない時代劇でした。
たとえば、このブログも皆さんの退屈しのぎに……
ただの暇つぶしにしかなっていないかもしれませんね。