東京モーターショーで世の中は面白くなるのか?

今年の東京モーターショーで、自動運転自動車が披露されるようです。

何年後かには、ハンドルを握って運転しなければならない自動車はなくなるでしょう。

そうなると、アタシのようなペーパードライバーが運転席に座っても事故のリスクはかなり軽減されます。

ペーパードライバーどころか、免許を持たない人、たとえば幼稚園児が運転席に座っている情景さえも想像できます。

いえ、自動車が無事故で目的地に向うなら、運転者が不在でもかまいません。

ただ、現在の道路交通法によると、事故が起きたときの責任の所在を明確にするためには、運転席に誰かが座っていなければならないようです。

 

いずれにしろ、そうなると自動車教習所の仕事がなくなります。

改造車を乗り回す暴走族もいなくなるのではないかと思います。

F1も、なくなるかもしれません。

交通関係のトラブルがなくなれば、警察の仕事も激減します。

料金徴収のシステムさえ整えておけば、バスやタクシーの運転手の仕事もなくなります。

 

便利な世の中になるということは、それまでに必要とされていた人やモノがなくなるということでもありますが、それ以上に、世の中が面白くなくなるような気もします。

 

だからといって、人間が面白くなくなるということはありませんでしょうし、アタシがみなさんの期待を裏切るようなこともありません。