車中異文化交流会顛末記

先日、ネイティブの英語の先生と、同じくネイティブの中国語の先生と、日本人のフランス語の先生と、ネイティブの日本語の先生が同じ車に乗り合わせました。

それぞれ初対面という方もいらっしゃいましたが、皆さん、日本の大学生を教えるベテラン講師ばかりで、最近の日本の学生の特徴を評しながら、まさにそれぞれの文化の違いについて話が及び、まさに『車中異文化交流会』といった感じになりました。

セッティングされて、ある程度筋書きの決められた学生向けの『異文化交流会』よりも、考えさせられることの多い、それでいて賑やかで面白い『異文化交流会』になり、

 

「異文化交流会としてこのまま学生に見せたいぐらいですね」

という発言に、皆さん同意。

大学や高校で『異文化理解』や『異文化交流』を考える授業や企画がされているようですが、いっそ、どこかの街角の喫茶店なんかで、突如、こうした先生方が集まって『異文化交流会』なんてことをやって、それを動画にアップすると面白いかもしれません。

 

(え? それで、みんな車でどこに行ったのか?)

って、もちろん、そろって一杯に飲みに行って、さらに居酒屋で盛り上がりました。

 

(え? 帰りは飲酒運転だったのか?)

大丈夫です。

運転手をされていた中国語のネイティブの先生の、日本人の旦那様が、あとで素面で迎えにいらっしゃいましたから……