『女々しくて』を歌って、紅白歌合戦での五年連続同曲歌唱の新記録を作ってくれることを期待しておりましたのに、ゴールデンボンバーは、同曲歌唱どころか、出場歌手にさえ選ばれませんでした。
アタクシ以外にも、それを残念に思っておられる方も少なくないのではないかと思いますが、これは、満点を取られたくないためにテストにわざと誰にも解けないような問題を混ぜる学校の先生と同じ心理なのでしょうか……
一方、初出場歌手の中に、PUFFYのお二人、キンキキッズのお二人、宇多田ヒカルさんのお名前があるというのは、どういうことでしょうか……
なぜ、もっと早く出場できなかったのでしょうか……
また、なぜ、今年なのでしょうか……
同じく初出場の女優、大竹しのぶさんも合わせて考えますと、ひょっとするとミュージシャンのボブ・ディランさんを文学賞に選んだノーベル賞に倣おうとしているのでしょうか……
一方、AKB48はともかく、二回目の乃木坂46に続いて欅坂46の初出場は、やっぱり東京で活動しなければ紅白歌合戦に出る権利が得られないということでしょうか……
しょせん、地元のアイドルグループ(ジモドル)に、紅白出場のチャンスなど最初からない、ということでしょうか……
さらに、NHKの朝ドラにメンバーの一人が出ているのに、どうして桃色クローバZは出ないのでしょうか……
SMAPの出場の可能性や細川たかしさんの紅白卒業、和田アキ子さんの落選などに注目が集まっていますが、こうして並べて参りますと、紅白歌合戦出場歌手の選定につきましては、不可解極まりないことばかりではないかと思います。
極めつけは、三代目Jsoul Brothersは五回も出場するのに、同じ三代目の桂春団治師匠は、どうして一度も選ばれないのか、というところですが……
だからと言って、紅白歌合戦を見ないわけではありません……