仮装大賞とデュエット曲

昨夜、久しぶりに『仮装大賞』を見ました。

優勝したのは、見ていてアタクシも凄いと思いました、ピノキオチームでした。

 

長くやっている仮装大賞という番組に挑戦する人びとの人生も垣間見せながら、予選を勝ち抜いても、ちょっとしたアイデアだけでは入賞どころか合格も難しく、そこには感動や面白さ、意外性、あるいはバカバカしさ、といったモノも必要で、中でももっとも大事な要素はストーリーだと思わせてくれる番組です。

 

ストーリー……

そんな言葉が頭に隅にあって、今日、ふらりとCDショップに入ったところ、

「最近のヒット曲には、デュエット曲がないな……」

てなことに気がつきました。

年末恒例の紅白歌合戦でも、昭和の昔には男女が片寄せ合ってデュエットしていた光景もあったようにも記憶していますが、昨今、そうした歌にお目にかかることが、いえ、耳にすることがありません。

 

ボカロ、なんてのには、語呂合わせが多用されて面白いようにも感じる反面、ストーリー性は乏しいように思います。

 

ストーリーという観点から、考えると、デュエットに優るものはないように個人的には思いますが、そのデュエットの男女を一人で歌い分けて喝采を浴びるアタクシが、どうしてそんなことができるようになったのか、なんてところにも、涙なくして語れないストーリーがありまして、これを仮装大賞に応募すると……