山口県防府市で、約800年前から続く『笑い講』が開かれました。
今年の収穫に感謝し、来年の豊作を祈願し、そして今年の辛苦を忘れるために、大きな笑い声をあげる奇祭です。
その他、笑うお祭りは、いくつかの地方にもあるようです。
笑いは、健康のためにもよいとよく言われますが、そうそう毎日笑って過ごされている方は少ないのではないかと思います。
実際、アタクシ、久しぶりに会う友人や知人などから、ちょいちょい、
「いやあ、今日はこんなに笑ったのは久しぶりで……」
言われますが、これは、まさにその証左ではないかと思います。
落語に『あくびの稽古』(江戸落語では『あくび指南』)という噺があります。
どんな場面でどのようなあくびをすればいいのか、ということを伝授する、実にばかばかしい噺ですが、それを倣って『笑いの稽古』なんてのもありかと思います。
ただ、笑いで大事なことは、誰かが笑わせてくれるのを待つのではなく、自ら笑うという姿勢を持つことではないかと思います。
とはいえ、会社でうっかり笑おうものなら、
「真面目にやれ!」
と叱責されることになりますから、たとえば、朝、起きたときに、とにかく笑う。
帰宅後に笑う。
何もないのに笑うことに抵抗感のある方は、面白いことを思い出すところから始めるのがいいかもしれません。
福の神は、笑いの絶えない家庭に訪れるようですから、実践する価値があるのではないかと思います。
別に、1年に1度と限らず、毎日、顔を洗うような軽い気持ちで続けると、誰でも自然に笑えるようになるのではないかと思います。
え? そんなことをしなくても、毎日このブログを読んで笑っている?
どうもありがとうござ……
え?
(ちゃんちゃらおかしい!)