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安倍首相の『草枕』から……

安倍首相のフェイスブックに、夏目漱石先生の、

「智に働けば角が立つ。情に棹差せば流される。とかくにこの世は住みにくい」

という『草枕』の一節を用いた記述があるそうです。

 

《問い合わせたら関与となる。配慮はなくとも忖度となる。とかくに政治の世は住みにくい》

 

ただ今の日本は、実に教養深き総理大臣を戴いているようです。

 

まあ、パロディとかウィットとか頓知とか、言い方はさまざまあるかと思いますが、いずれにしろ、言葉の意味や表現を杓子定規に覚えているだけでは、機知に富んだ表現はできません。

 

〈人生の坂道を上りながらこう考えた。オレがオレがじゃ叩かれる。諦めたなら引きがある。とかくにこの世は面白い〉

 

最後の〈生きにくい〉を、〈思うに任せぬ〉としてもいいかと思いながら、〈面白い〉とするほうが、楽しくなるのではないかと思います。

 

え?

(間違っているぞ!)

って……

 

〈人生の坂道を転げ落ちながらこう考えた。あのときこうすりゃよかったな。あれは止めとけやよかったな。とかくに人生後悔ばかり〉

 

おあとがよろしいようで……