菅官房長官の記者会見で、
「それでも私は権力と戦う」
と発した某新聞社の記者を、某国から帰化した評論家が、
「何のリスクもない民主主義国家で意地悪質問で政府の記者会見を妨害するだけだ」
と、ツイートしたところ、某県知事が、
「記者は自国の政府に対し直接対峙している。祖国を離れ、祖国の批判を日本人に向けて展開しているにすぎない」
とツイートしたそうで、それに対して、評論家が、
「帰化人を日本人と認めない排外主義的態度」
と反論し、物議を醸しているようです。
報道を目にして、夏辺りまでよく報じられていた、松居一代さんの〝戦闘〟を思い出しました。
離婚を巡る〝戦い〟だということは認識していましたが、
「この人は、いったい何と戦っているんだろう……」
という感じが拭い去れませんでした。
法治国家で言論の自由が尊重される現在の日本の国内だからこそ安心安全な〝戦い〟が口にできる平和が、ほんとうは自分自身と向き合わざる得ない人たちを、何だかよくわからない〝戦い〟に駆り立てているように感じました。
え?
(ほんまはアンタにも〝戦い〟が必要なんやないんか?)
って、つらいな……