もう一度言う。「俺を試すな」

外務省のホームページに掲載されたゴルゴ13の、

「俺を試すな」

という台詞は、最近、現実の外交場面でも使われました。

某K国が、お得意の、

「無慈悲な」「雷が落ちて」「地獄を見るだろう」

発言に、アメリカが、

「アメリカ大統領を試すな」

と応じたときには、すぐにも拙ブログのネタにして、

「読者を試すな……」

というオチにしようかと思いましたが、うまく繋ぐことができませんでした。

 

え?

(そんなざまで、よく繋ぐ話ができたな!)

 

おっしゃるとおりでございますので、

「試すな」

が実際に使える場面を考えてみました。

 

学校で授業中に先生に質問されたら、

「俺を試すな」

 

逆に、生徒に質問された先生は、

「俺を試すな」

 

職場でミスを犯してしまったときに上司に呼ばれて、

「どういうことなんだ」

と詰問されたら、

「俺を試すな」

 

反対に、部下に、

「明確に指示してください」

などと迫られた上司は、

「俺を試すな」

 

記者会見なんかで、ときどき発せられる、記者の挑発的な質問に対して、つい、感情的になって応じてしまう政治家がいらっしゃいますが、そんなときにも、

「俺を試すな」

 

妻や恋人、愛人なんかから、

「ほんとうにあたしを愛しているの?」

と問い詰められたら、

「俺を試すな」

 

ただ、いずれの場合も、ゴルゴ13や大国アメリカとは違う立場にあるということは、分かって使わなければなりません。

                                   デンデン